刺身を食べるのではなく、生きた魚群の中で泳ぐこと。

進学相談を受けて「MBAで経営の最先端を学びたいです!が志望動機なら、たぶん違いますよ」と言いました。「ケーススタディや理論になる頃には、すでに一昔前の出来事だから、最先端なんかじゃないよ」と。活きた魚群ではなく、刺身かツミレみたいなものだと。(←偏見混じり)


僕が大学院に復学した際の考えどころはまさしくこの点で、Amazonというグローバルメガベンチャーの内部で起きている日々の出来事(活きた得難い教材)に接する時間を減らしてまで、何を学ぼうというのか?が最後まで引っかかったポイントでした。


それだったら「いい年こいてだけど、友達を増やしたい」の方がよほどいい。僕が復学した理由は結局それでした。(もちろんもっと良い理由があるといい)

人と組織と、仕事のこと。

かたちのないものを、言語化したり図解したり。