「パワポ禁止令」は本当です


Amazonは日本だけでなくグローバルで「パワポ禁止(Wordでナラティブ=最大6ページくらいの提案文章を書く)」でしたが、これは良いトレーニングになりました。


僕は中途採用のチームにいて転職サイトの営業さんからご提案いただく場合も、「パワポに時間かけていただくのは心苦しいので、メール本文にテキスト平打ちで結構です」としていました。


優しく言っているように聞こえますが「メール文の時点で主旨不明確なものはパワポ数十枚になると余計に分かりづらくなるので、本当にやめて欲しい」「提案のために10時間使っていただくのであれば、なんとなく考えているような感じでパワポにダラダラ向かい合って10時間消費するよりは、9時間かけて思考・提案・シナリオを練っていただき、1時間でメール(提案シナリオ)をしっかり書いて欲しい」という主旨なので、実はハードな要求です。


もちろんパワポ自体に罪があるわけではなく使用者の問題ですが、なんとなくで提案(っぽいもの)をしてしまう人が多い会社なら、トレーニングとして文章で筋道をはっきりとさせて書かせてみるというのは効果的だと思います。

人と組織と、仕事のこと。

かたちのないものを、言語化したり図解したり。