「ベンチャー」か「大企業」か系の話
久しぶりに就活系の相談受けました。
ベンチャーか大企業か?的な問題だったので、以下のように答えた。
■ベンチャーだけだと(ひょっとして)バランス悪くなることあるから、両方経験できるに越したことはない。
■最初は大企業でいいと思う。ベンチャーは(おそらく)あとで行けるから。その逆より(いくらか)やりやすいから。
■最初は大企業でいいと思う。あとでベンチャー行くにしても、大企業というものの仕組みや作法を知っておくことは、(なんとなく)社会人の教養として重要だと思うから。
■最初は大企業でいいと思う。働き方やワーキングパーソンのサンプルバリエーションが(たぶん)多いから。
■(妥当なたとえか分からないが)人の成長の仕方はそれぞれで、「草野球チームで早々にレギュラーになって、実戦でたくさん打席に立つ、そして勧誘やコート予約まで幅広くやることで成長を感じる」もあるし、「プロ球団で二軍・三軍からスタートして、優れたトレーニングメソッドで着実にトレーニングを積んでいくことで成長を感じる」もある。どっちが自分に合ってそう?
■ベンチャーの方が成長できるかどうかは分からない。↑このように打席に立って、点を入れている方が何らかの実感は得られやすいと思うけど、結局は共通の物差しで測れない。あくまでも自分がいる現在地点で測った実感値でしかない。そして、そこには(少なからず)現状肯定のバイアスがかかりやすい。
■ただし、草野球にせよプロ球団にせよ、いい組織かどうかは規模に(あまり)関係しない。それよりは業種や会社のステージ(成長期/成熟期など)に依るところが大きい。
■自分が大企業に感じていた良さは、あくまでも自分という1サンプルだが人(師匠・同僚・周囲のタレント)と予算に恵まれていたこと。やりたいこと・やるべきことを、リソース不足で我慢せずにすむ。ベンチャーで感じた良さは、手っ取り早いこと。業務が自分の中で上流~下流まで完結しやすいこと。
■直感で決めちゃう人いるけど、働いたことのない自分の直感はアテにしない方がいい。加えて、働き始めてからの自分の変化というものも予期できない。はずれた時に、それでも事前に考えるべきことは精いっぱい考えたというプロセスを踏んでいることは大事だと思う。
おぉ、長くなった。
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