火と油、どちらがマズいか

「火の人材」と「油の人材」がいます。火の人材は、他人がイラっとすることをうかつに言ってしまったり、ポカをして他人の仕事を増やしてしまうタイプ。油の人材は、そういうことにいちいち過敏に反応して、怒ってしまうタイプ。


こういう火と油の両方がチームに揃っていると、どうしても順番的に先にくる火の人材をチームから外したがるものですが、僕は逆だと思います。


というのは、火がいなくなったとしても、油の人材は別の火を見つけてきて、わざわざ燃えようとする傾向があるので、キリがないからです。(おそらく気質に起因するものなので治すのは困難。一見、正しい人に見えるけど、そうではないという)


ということで、周囲が油でなければ、火のやらかすこともさほど延焼しないので、どうにか収まりやすいのかなと。お気持ちは分かりますけどね。

人と組織と、仕事のこと。

かたちのないものを、言語化したり図解したり。